査定よもやま話
相続された田舎の不動産の査定調査結果で
良くある話。
田舎の実家を相続されたお客様。
両親がお亡くなりになられてから10数年、
年に数回帰郷して草刈りや家の清掃を行って
おられましたが、年齢を重ねられ気力も
衰えてきてそろそろ手放そうかと考えはじめ
られます。
(多くの方がこのパターンです。)
さてそこで査定の依頼を受け、不動産の調査を
行います。
そこで田舎の不動産特有の問題が発生します。
例えば
①登記簿の地目が農地の土地に家や倉庫が
建っている。
②越境している。越境を受けている。
③再建築出来ない土地だ。
などなど法令の変更やなぁなぁでしてきたことが
今の法令に合わないなどの事が多く発見されます。
私たちはその結果をお客様にお伝えしなければ
なりません。
問題を解消するのに測量などが必要になると
査定額の割に多くの費用が発生します。
始めてそんなネガティブな話を聞かされたお客様は
ビックリしてそして少し気を荒げられることが
多いです。
丁寧に説明してすぐに冷静になっていただく事が
ほとんどですが、お客様からしたら心情の持って
行き場はとりあえずは私どもしかないのも私達は
経験上わかっていますので一旦は受け止めます。
不動産業あるあるでした。
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