査定よもやま話

不動産を査定するときに確認するのが

「登記簿謄本」

登記簿からは様々な情報が読み取れます。

例えば土地や建物の面積、地目、築年月日、

所有者の住所氏名、抵当権設定の有無など。

この情報は誰でも取得することが出来ます。

中には「個人情報がなぜ?」と思われる方も

いらっしゃるとは思いますが登記簿の意義に

ついてはまたの機会に記載しますね。

さて査定時に物件に「抵当権」が設定されて

いた場合、売却価格を決める際には「残債額」

が重要です。「残債額」を支払わないと

お金を借りている金融機関や抵当権者が

「抵当権」を外してくれません。

そもそも「抵当権」というのはお金を貸した人が

その返済の担保として物件に登記する権利の

ひとつです。

お金を返してもらえない場合は物件で返してもらう

わけです。(簡単にいうと)

物件の売り出し相場額が「残債額」より高かった場合

は特に問題は有りませんが、「残債額」が相場額や

査定額より高かった場合はその差額について検討

しなければなりません。

(オーバーローンといいます)

自分で準備出来る場合はいいのですが、

用意できない場合は売出価格に反映するしか

方法はございません。

そうなるとなかなか売れないので売主は物件を

手放すことが出来ません。

金融機関でオーバーローン用の商品を作れば

そこそこ需要があると思うのですがどうでしょうか。

丹波市・丹波篠山市の不動産査定といえば

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